レスキュー商法トラブル対策富山弁護団が結成されました。

 2025年2月20日、富山県弁護士会所属の弁護士がレスキュー商法トラブル対策富山弁護団を結成しました。

 富山弁護団の結成の様子については、下記のリンクをご覧ください。

 なお、弁護団では、3月6日、富山県弁護士会館で無料の相談会が実施されます。

 相談会については、電話 0765-33-4544(富山中央法律事務所)が問い合わせ窓口となります。

 相談件数は、京都のみならず、全国で、増加傾向にあります。引き続き、被害撲滅に向け、努力していきます。

京都弁護団の設立から4年が経ちました。

 レスキュー商法被害対策京都弁護団は2021年1月12日に設立されましたが、設立4年で145件の相談を受けています(2025年1月17日現在)。

 相談で終わっているケースもありますが、弁護士が受任して返金を受ける、クレジットカードの売上をキャンセルさせるなどの解決をしたケースは、現在まで45件にのぼります。

 また、14件については、「水のトラブル緊急駆付隊」訴訟の原告として、訴訟提起し、勝訴判決が確定しています。

内部リンク:「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の判決のご報告:被告ら7名中6名の不法行為責任が認められました(勝訴)。

 当弁護団が受けている相談件数は、2024年は約50件と増えています。水回り、鍵あけ、害虫駆除などのレスキュー被害は、まだまだ全国で続いており、なかには100万円を超えるような高額被害が相次いでいる地域もあります。

 引き続き、被害撲滅に向け、努力していきます。

京都弁護団福井支部が結成されました。

 全国でのレスキュー商法の相談の増加を受け、2025年1月6日、福井弁護士会所属の弁護士4名がレスキュー商法被害対策京都弁護団福井支部を結成し、メンバーとして新たに加わりました(その後、現在、福井支部のメンバーは9名となっています。)。

 福井支部の結団の様子については、下記のリンクをご覧ください。

 なお、福井支部では、1月7日午後2時から5時まで、無料の電話相談を実施しました。

 今後は、主に、福井での被害について、福井支部の弁護士が対応にあたります。

 当弁護団が受けている相談件数は、京都のみならず、全国で、増加傾向にあります。引き続き、被害撲滅に向け、努力していきます。

Googleとレスキュー商法業者に広告についての申入書を提出しました。

2024年9月12日、当弁護団は、Google合同会社に対して、違法なレスキュー商法を助長する広告の掲載停止などを求める申入れを行いました。また、レスキュー商法2社(水回りトイレ関係業者、鍵開け業者)に対しても、違法なレスキュー商法の停止と、広告出稿の停止を求め、申入れを行いました。

Googleへの申入書については、こちらです(一部マスキングあり)。

なお、当弁護団は、2021年にも申入れを行っていますが、Googleからの回答はありません。

内部リンク:記事「Googleにリスティング広告についての申入書を提出しました。」

弁護団が取材を受けた2021年7月18日付の記事も紹介します。

外部リンク:J-CASTニュース 水漏れ・鍵修理…「レスキュー商法」被害急増 ネット広告巧みに利用、弁護士団体がGoogleに改善申入書

*「リスティング広告」については、下記をご参照ください。

外部リンク:水回り、鍵開けレスキュー商法と「リスティング広告」

当弁護団で受けた事件が解決しました。

相談者は、自宅で漏電があったため、修理してくれる業者についてGoogleで検索したところ、ある業者のホームページがすぐにみつかりました。ホームページでは、代金は「1000円〜」と表示されていたため、安いと思い、その業者に依頼しました。業者は、相談者宅を訪問し、作業をし、作業料が35万円かかると言って支払いを求めてきました。

相談者は、ホームページに書いてある料金とはずいぶん違うと思いましたが、工事をしてもらったので悪いと思い、しかたなく代金を支払いました。ただ、その後すぐに再度漏電があったこともあり、やはりおかしいと思い、当弁護団に相談し、弁護士に交渉を依頼しました。

弁護士がクーリング・オフ通知を出して交渉したところ、業者は35万円を全額を振り込んで返してきました。(相談者、京都在住)

当弁護団で受けた事件が解決しました。

相談者は、トイレが詰まって水が流れなくなったため、Googleで検索したところ、代金は数千円からと表示されていたため、安いと思い、業者に依頼しました。相談者宅を訪問し、作業をした業者は、作業料が21万6700円かかると言って支払いを求めてきました。

相談者は、高いと思いましたが、しかたなく代金を支払いましたが、おかしいと思い、当弁護団に相談いただき、受任しました。

弁護士がクーリング・オフ通知を出して交渉したところ、業者は21万6700円を全額を振り込んできました。(相談者、大阪在住)

京都弁護団の設立から3年が経ちました。

 レスキュー商法被害対策京都弁護団は2021年1月12日に設立されましたが、設立3年で90件の相談を受けています(2024年3月13日現在)。

 相談で終わっているケースもありますが、弁護士が受任して返金を受ける、クレジットカードの売上をキャンセルさせるなどの解決をしたケースは、現在まで32件にのぼります。

 また、14件については、「水のトラブル緊急駆付隊」訴訟の原告として、訴訟提起し、勝訴判決が確定しています。

内部リンク:「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の判決のご報告:被告ら7名中6名の不法行為責任が認められました(勝訴)。

 当弁護団が受けている相談件数は、京都を中心に、このところまた少し増えています。水回り、鍵あけ、害虫駆除などのレスキュー被害は、まだまだ全国で続いています。

 引き続き、被害撲滅に向け、努力していきます。

「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の判決のご報告:被告ら7名中6名の不法行為責任が認められました(勝訴)。

前回期日までの流れ

過去記事のとおり、2021年8月26日、当弁護団は、ウェブサイト「水のトラブル緊急駆付隊」(運営会社の表記:「ライフライン24」(旧「アクアセーフティ」))の運営者、修理作業者らを被告として、京都地裁に訴訟提起しています。

訴訟経過はこちらをご参照ください。

内部リンク:「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の第14回期日のご報告(弁論終結):判決期日は2024年1月19日となりました。

判決

日 時:2024年1月19日13時10分

場 所:京都地方裁判所 203号法廷

判決が言い渡されました。この種事件の集団訴訟は、全国で複数係属していますが、判決は京都地裁が全国初となります。

判決の内容(速報)

判決は、2つの訴訟の被告7名のうち1名を除く6名に対し、原告14名(第一陣12名、追加提訴2名)に対し、連帯して、総額560万円(支出した金額+1割の弁護士費用相当額。なお、慰謝料は認められませんでした。)余りの支払いを命じました。

ポイントは2点です。

まず、不法行為該当性です。判決は、レスキュー商法を、「当初から高額な費用を請求することを企図し」、工事の「依頼を断ることが著しく困難な状況」を利用し、さらに消費者を「困難な状況に追い込んだ」「不法行為」と認定しました。いわゆる「つけ込み型」勧誘の違法性を認定したものです。

もう1点は、被告らのうち、経営者、プレーヤー(現場工事担当者)、サイト運営者のいずれについても、「重要な役割を果たし、相互に協力し補完する関係にある」として、1名を除く全員(なお、この1名については、首謀者に名義を勝手に使われたと認定され、責任が認められませんでした。)について、共同不法行為責任を認めたという点です。これは、分業によって責任を免れようとすることが多い昨今の消費者事件を適切に解決するために重要な視点です。

以上、速報的なコメントです。

判決は確定しました

上記判決は、双方とも控訴せず、確定しました。

なお、最高裁のウェブサイトに全文(第一陣訴訟)が掲載されています。

判決についてのご紹介

弁護団の一員である住田の下記の記事をご参照ください。

「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の第14回期日のご報告(弁論終結):判決期日は2024年1月19日となりました。

前回期日までの流れ

過去記事のとおり、2021年8月26日、当弁護団は、ウェブサイト「水のトラブル緊急駆付隊」(運営会社の表記:「ライフライン24」(旧「アクアセーフティ」))の運営者、修理作業者らを被告として、京都地裁に訴訟提起しています。

内部リンク:「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟を提起しました。

第1回の裁判期日は、2021年12月23日に実施されました。

外部リンク:京都新聞 水道のトラブル工事で高額請求「レスキュー商法」 初の集団訴訟で口頭弁論

第2回(弁論準備手続)は、2022年2月25日に実施されました。

被告らは、詐欺的な勧誘はしていない、として、争うかまえをみせました。

第3回(弁論準備手続)は、2022年4月27日に実施されましたが、被告らから主張は出ず、「どのような工事をしたのか、なぜ」ということについての実質的な反論は次回ということになりました。

第4回(弁論準備手続)は、2022年6月10日に実施され、被告らから、行った工事及びその相当性についての反論が提出されました。

第5回(弁論準備手続)は、2022年7月13日に実施され、双方の訴訟進行に関する方針が確認されました。

第6回(弁論準備手続)は、2022年9月9日に実施され、原告は同種事案の裁判例などを提出し、行った工事内容は工事業者側で明らかにすべきと主張しました。

第7回(弁論準備手続)は、2022年10月26日に実施されましたが、被告らから具体的反論はありませんでした。

第8回(弁論準備手続)は、2022年12月23日に実施されましたが、被告らから工事内容について一定の反論はありましたが、第4回で提出されたものとほとんどかわりませんでした。第2次訴訟(追加原告)について被告らが訴状を受領せず、あるいは所在不明のため別の方法で送達することとなりました。

第9回(弁論準備手続)は、原告から被告らの商法が構造的暴利(高額な広告料を賄うため必然的に高額になる)をはらんでいることなどを指摘しました。

第10回(弁論準備手続)について、被告らからの反論はなく、原告らは、陳述書を証拠提出しました。

第11回は被告代理人が欠席し実質的な審理はありませんでした。第12回は、被告代理人が、被告らのうち一名について本人尋問を申請する予定である旨述べ、その準備を待つこととなりました。

第13回期日(今回)

日 時:2023年9月28日10時30分

場 所:京都地方裁判所

被告代理人は欠席し、また、とくに尋問申請もありませんでした。裁判所は、弁論を終結しました。

第14回期日(次回判決)

日 時:2024年1月19日13時10分

場 所:京都地方裁判所 203号法廷

いよいよ、次回は判決となりました。

この種事件の集団訴訟は、全国で複数係属していますが、判決は京都地裁が全国初となります。

「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟の第13回期日のご報告:第14回期日は2023年9月28日となりました。

前回期日までの流れ

過去記事のとおり、2021年8月26日、当弁護団は、ウェブサイト「水のトラブル緊急駆付隊」(運営会社の表記:「ライフライン24」(旧「アクアセーフティ」))の運営者、修理作業者らを被告として、京都地裁に訴訟提起しています。

内部リンク:「水のトラブル緊急駆付隊」関係者を被告とする訴訟を提起しました。

第1回の裁判期日は、2021年12月23日に実施されました。

外部リンク:京都新聞 水道のトラブル工事で高額請求「レスキュー商法」 初の集団訴訟で口頭弁論

第2回(弁論準備手続)は、2022年2月25日に実施されました。

被告らは、詐欺的な勧誘はしていない、として、争うかまえをみせました。

第3回(弁論準備手続)は、2022年4月27日に実施されましたが、被告らから主張は出ず、「どのような工事をしたのか、なぜ」ということについての実質的な反論は次回ということになりました。

第4回(弁論準備手続)は、2022年6月10日に実施され、被告らから、行った工事及びその相当性についての反論が提出されました。

第5回(弁論準備手続)は、2022年7月13日に実施され、双方の訴訟進行に関する方針が確認されました。

第6回(弁論準備手続)は、2022年9月9日に実施され、原告は同種事案の裁判例などを提出し、行った工事内容は工事業者側で明らかにすべきと主張しました。

第7回(弁論準備手続)は、2022年10月26日に実施されましたが、被告らから具体的反論はありませんでした。

第8回(弁論準備手続)は、2022年12月23日に実施されましたが、被告らから工事内容について一定の反論はありましたが、第4回で提出されたものとほとんどかわりませんでした。第2次訴訟(追加原告)について被告らが訴状を受領せず、あるいは所在不明のため別の方法で送達することとなりました。

第9回(弁論準備手続)は、原告から被告らの商法が構造的暴利(高額な広告料を賄うため必然的に高額になる)をはらんでいることなどを指摘しました。

第10回(弁論準備手続)について、被告らからの反論はなく、原告らは、陳述書を証拠提出しました。

第11回は被告代理人が欠席し実質的な審理はありませんでした。第12回は、被告代理人が、被告らのうち一名について本人尋問を申請する予定である旨述べ、その準備を待つこととなりました。

第13回期日(今回)

第13回、被告代理人が打ち合わせができていないとして、尋問申請もありませんでした。

第14回期日(次回)

日 時:2023年9月28日10時30分

場 所:京都地方裁判所

なお、次回は公開の「弁論」となり、裁判の当事者以外は傍聴していただけます。